腎友会について

今は透析医療費の自己負担はほとんどないけれど

透析医療費は1967年に健康保険の適用となりましたが、それまでは全額自己負担でした。

NPO法人 鹿児島県腎臓病協議会 腎友会について

しかし、健康保健の適用になり自己負担がなくなったのは社会保険本人だけで、家族の人は5割、自営業は3割の自己負担がありました。

NPO法人 鹿児島県腎臓病協議会 腎友会についてまた、当時は人工腎臓の機械が足りず、誰もが透析治療を受けられるわけではありませんでした。

 

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しかし、今、なぜ自己負担がほとんどないのかというと、医療制度(特定疾病療養)や福祉制度(更生医療、重度心身障害者医療費助成)があるからです。

腎友会の運動の成果!

医療制度(特定疾病療養)や福祉制度(更生医療、重度心身障害者医療費助成)はとてもありがたい制度ですね。

今、このような制度があるのは1971年に、患者が安心して治療を受けられるようにと、患者自身が患者会を立ち上げ、自分の命と暮らしを守るために運動を始め、ひどい貧血の状態で体調が良いとは言えない中、連日のように厚生省(当時)や国会に出向き、交渉を続けた結果です。

透析患者が身体障害者に認定され、更生医療の適用となり、誰もが自己負担なしに透析治療を受けることができるようになりました。

しかし、患者の命と暮らしを守るために、自ら奔走しながら、自分では透析治療を受けることもなく、亡くなった先輩患者もいました。

初めからあるとありがたさがわからない…

現在透析治療を受けているほとんどの人は、過去にあったような悲惨な経験をしていません。

最初から恵まれた制度の中で治療を受けています。

それが当たり前に感じ、ありがたさがわからないかもしれません。

しかし、現在は国や都道府県の財政も厳しくなり、いつ自己負担が出てくるとも限りません。

黙っていては守っていけない!

この制度は、だまっていては守っていけません。

やはり強固なコンクリートで築いた防波堤が必要で、患者同士が強い団結力を持たなくてはなりません。

それでも高い波はその防波堤を越えてしまいます。

それを防ぐには、さらに高い防波堤のような、多くの患者の団結力が必要です。

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入会について

制度が後退してから慌てても手遅れです。自分の将来や後から来る患者のために、一緒に活動していきましょう! ぜひ、あなたも患者会(腎友会)にご入会下さいね。 NPO法人 鹿児島県腎臓病協議会 入会について

会費について

●入会費はありません。 ●個人会員の場合年会費 6,000円 (月/500円×12か月分) ●病院腎友会に入会した場合 鹿腎協に納める月会費 500円 (内訳は全腎協に150円・鹿腎協に350円) ※腎友会でも会費を徴収しているところがありますので各病院腎友会役員にお尋ねください。

入会すると

●情報満載の会報「ぜんじんきょう」を年6回、会報「かじんきょう」を年4回配布致します。 ●入会特典として「透析をはじめる人のためのガイドブック」をお渡しします。(年金・医療費・福祉について役立つ冊子です) ●医療環境等についてリアルタイムでお知らせします。

入会方法

●透析を受けている病院の腎友会役員にお申込み下さい。 ●腎友会のないところは鹿腎協事務局にお申込み下さい。 ●移植者や腎炎の方は鹿腎協事務局へお問い合わせ下さい。

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ご支援・ご寄付

ご支援・ご寄付のご案内

NPO法人鹿腎協では、活動を応援してくださる企業・団体および個人の皆さまを募集しております。鹿腎協は、会費と皆さまからのさまざまなご支援によって運営されています。当会の設立趣旨と活動内容にご賛同いただけます方には、ぜひご支援を賜りたく、願い申し上げます。

ご支援・寄付のお申し出について

お問い合せページからメールお知らせいただくか、鹿腎協事務局へ電話、FAX、郵便等でお知らせ下さい。事務局より詳しいご案内をさせていただきます。

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